札幌からの鉄道の車窓に迫る日本海の先に小樽の街並みが見えると、いつも胸が迫る思いがする。日本でも有数の眺望だ。海と山の狭間の美しく落ち着いた小樽を故郷といえる自分は幸せだ。小樽の人々には、旅人の憧れの地であることにもっと誇りを持ち、そのことを大事にしてほしい。