小樽市祝津「恵美須神社」令和3年社例大祭(6/26)に行ってきました

投稿日:2021年07月01日 / 投稿者:スタッフ観光案内所

2021年6月26日(土)小樽市祝津にある「恵美須神社」の例大祭の神事が

執り行われました。

社殿内部を見せていただきました。

小樽市指定歴史的建造物の「本殿」は

社殿内部(覆屋によって保護)なので、普段は見学できません。

恵美須神社の社殿内部の開放は

恵美須神社の例大祭とお正月など数回だけです。

恵美須神社社殿
 恵美須神社の創立は、江戸時代の安政3(1856)年と伝えられています。今から150年以上も前になります。そのころは祝津がにしん漁で栄え、漁の安全と大漁を祈願したのでしょう。
現在の本殿が建てられたのは、創立から7年後の文久3(1863)年です。これは上棟式に掲げられた棟札に由来とともに記載されています。小樽市指定歴史的建造物の中で最も歴史ある建物(第58号、平成6年指定)になっています。
境内の位置は、茨木家中出張番屋の脇から細く曲がりくねった参道を上ったところにあります。敷地には市指定の保存樹木であるイチイとクワ(北海道最大のヤマグワでは と言われています)があり、真正面に見える建物は礼拝のための拝殿で、その後方に幣殿と本殿が続いています。しかし、本殿は覆屋によって保護されているので外からは屋根しか見られません。拝殿や幣殿・覆屋は、昭和3年から5年にかけての建築です。
本殿の大きさは正面と側面ともに柱の間隔が1つであり、屋根は前方へなだらかに傾斜しています。この形式の社殿は「一間社流造」と呼ばれ、北海道では道南から日本海沿岸にかけて多く見られます。元来は京都の上賀茂と下鴨の神社 (賀茂別雷神社、賀茂御祖神社)の社殿に取り入れられた形式です。

小樽祝津たなげの会HP「歴史建築(その一)恵美須神社社殿」より

恵美須神社は、茨木家中出張番屋の脇から

細く曲がりくねった参道を上がったところにあります。

坂を上りきると恵美須神社が見えてきます。

そして、振り返ると「祝津漁港」が見えます。

恵美須神社

小樽市指定歴史的建造物 第58号 恵美須神社本殿

日本遺産の構成文化財に認定された船絵馬が2枚あります。

一番奥に「本殿」があります。

本殿

本殿の棟札に文久3(1863)年の建立とあります。

この形式は「一間社流造 (いっけんしゃながれづくり)」と呼ばれてているそうです。

お供物

立派な鯛があがっていました。

燭台のデザインがおしゃれです。

北前船の帆がデザインされています。

午後1時より神事

令和3年度恵美須神社例大祭もコロナ禍で神事のみ執り行う事となりました。

宮司さんが到着

神主、巫女さんが恵美須神社に入られました。

関係者の皆さんによる神事が執り行われました。

お神酒をいただきました。ありがとうございます。

神事終了です。

神事終了後は、後片付け、電気が消され戸が閉まりました。

本殿は外側からはご覧いただけません。

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恵美須神社の境内には、小樽市指定の保存樹木に指定されている

桑とイチイ(オンコ)とがあります。ご神木です。

・桑

300年以上もご神木としてこの地にたち愛されています。すごいですね。

・イチイ(オンコ)

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恵美須神社

小樽市祝津3丁目161番地

駐車場:なし

公式サイト:恵美須神社

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