心の原風景・北海製罐第3倉庫展…(7/7~7/11)市立小樽美術館

投稿日:2021年07月05日 / 投稿者:スタッフ観光案内所

『小樽運河のシンボル、北海製罐小樽工場第3倉庫が
解体の危機に瀕し、保存と活用を検討する動きが
進められています。
北海製罐は、1921(大正10年)の創業で、
小樽運河の造成地にあった東洋製罐の工場を譲り受け、
工場・倉庫・事務所を次々に建設し、現在みられる重要な
歴史的景観を形成していきました。

運河保存に向けて最初に行動を起こし、最も精力的に活動した
藤森茂男1936年~1987年)が描いた150点もの風景画のなかに、
北海製罐第3倉庫の姿が随所に現れています。


市立小樽美術館にも、運河と北海製罐を描いた作品が収められています。
青年期に結核を患い、苦しい心の内側を投影するように至近距離で、
倉庫と運河の水面を描いた木嶋良治、歴史と記憶を刻んだ古びた建物の
なかに一筋の美しさを見いだした鈴木傅、透明水彩を重ねて幻想的に
煌めく運河と倉庫を描いた大和屋巌、スケールの大きな構図で
北運河を集中的に描いてきた冨澤謙などの作品があります。

本展では、藤森茂男の作品を中心に、当館コレクションを加え、
絵画に現れたさまざまな北海製罐小樽工場第3倉庫の姿を展覧致します。
港で繁栄した往時の小樽を象徴する、心の原風景を是非ご覧ください。』
・・・・・・・・・・・・・・・・北海製罐第3倉庫展のチラシより抜粋

心の原風景・海製罐第3倉庫展

・開催期間:7月7日(水)~7月11日(日)※最終日16:00まで
・場 所:市立小樽美術館 多目的ギャラアリー
・観覧料:無料
・展 示:特別出品(藤森茂男)
・・・・・館蔵品(木嶋良治・鈴木傅・冨澤謙・大和屋巌)
※都合により展示作品が一部変更となる場合があります。


●市立小樽美術館
・一原有徳記念ホール(市立小樽美術館3階)
小樽市色内1丁目9番5号  電話 0134-34-0035
市立小樽美術館協力会のホームページ



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