【月刊小樽自身2022年1月号】 小樽で正月グルメ/豪快食いだおれ!!小樽は♣丸餅?角餅?
投稿日:2021年12月25日 / 投稿者:otaru
お正月と言えばお餅。餅屋が多い小樽ですから、お餅の話題はこの時期に欠かせません。
お正月に備えて、小樽のお餅屋さん情報をチェックしましょう。
小樽はお餅屋さんが多い町
小樽は餅屋が多い町であるということは、月刊小樽自身4月号・11月号でも触れておりました。かつては100軒以上もあった餅屋ですが、現在は7店に数を減らしております。
明治から大正にかけて、小樽は港町として急速に発展していきました。物の流れが活発になった小樽に集まったものの一つが「お米」。かつての北海道は、今と違って良いお米がたくさん収穫できる土地ではなかったのですが、港町だったことにより小樽には良いお米が集まったのです。
更に、餅屋は少ない資本金で開業でき、港で働く人々にとってのファストフードとしても良く売れたため、小樽では餅屋が増えていったとも言われています。
お正月にお餅を食べよう!
年末になると、市内のお餅屋さんでは、お正月用のおもちの予約を受け付けはじめます。お正月のメインのお餅は、丸い「お供」もちと、四角く切った「のしもち」の主に2種類。写真では小売りされていますが、それぞれもっと大きなサイズでの販売もあります。
【ちんもち】とは、「お金を払ってお餅屋さんに用意してもらうお餅」という意味。「賃餅」と書きます。
なかなか馴染みの無い言葉ですが、小樽のお餅屋さんではこの言葉が使われているのです。
年末お餅屋さんメモ
年末のお餅屋さんは、普段と営業日も売っている商品も変わるので、お店に行って「あれ、売ってない!」「買えなかった!」ということもあるかと思います。
がっかりしないための「年末お餅屋さんメモ」をご紹介しますのでご参考にどうぞ。いずれもお店により異なりますのでご了承ください。
・年末は賃餅のみの販売となる店舗もあります。
・賃餅の予約は、締め切っている場合(2021年12月25日現在)があります。各店舗へお問い合わせください。
・年末は30日や31日の午前まで営業していますが、年始は1週間~10日程度お休みがあります。来年のお餅は今年の内に買いましょう。
・年始に営業が再開した後も、普段のラインナップにはすぐには戻らない場合があります。