【月刊小樽自身2022年3月号】地元の人が選ぶ本当に美味しいお店:ランチ編

投稿日:2022年02月25日 / 投稿者:otaru

観光に来たら、その土地の人にも認められているような、美味しい料理を食べたい!と、思う人は少なくないはず!
しかし、普段暮らしている土地ではない場所の情報って、全く分からないですよね。
そこで今回は、地元の料理人が「美味しい!」と認めるお店5店舗と、そのメニューをリレー形式でご紹介!

1店目のプレゼンターは…グルメ通の小樽自身編集長

1店目をご紹介するのは、先月カレー記事を監修した月刊小樽自身のグルメ番長である、編集長!
海鮮鍋作ってみた記事などではその調理の腕前を披露した、家庭料理人です!!

【1店目】月刊小樽自身編集長が選ぶのは…
ら~麺京や 「京鴨中華そば」

京鴨中華そば (950円)

1軒目にご紹介するのは、ラーメン屋の「ら~麺京や」。自家製麺にこだわりのあるこちらのお店のメニューの内、特におすすめしたいのが京鴨中華そばとのこと。

(以下編集長食レポ)
「京や」さんのラーメンは、数年前、今の代になって劇的に変化&進化した。
色んなラーメンを食べた私が、ニューウェーブだとか、どこどこ系列とかは一切関係なく、純粋に一杯のラーメンとして「美味しい」と思ったのだ。
最初に食べたのは定番の「魚介豚骨醤油」で、その濃厚な旨味に一気に心を奪われた。
その後しばらくしてこの「京鴨だし中華そば」がメニューに加わった。
中華そばと言うからにはあっさりした醤油ベースのスープなのだが、これに鴨油の軽いのにまったり濃厚な旨味が加わる。麺はカンスイに毒されない小麦の香り高いツルツルと舌触りのいい細めのストレート自家製麺。これが黄色い縮れ麺主流の小樽では今までなかなか食べられなかったタイプの麺である。具は低温調理で柔らかく仕上げた鴨肉と、鴨と言えば欠かせないネギ!! しかもざっくり焼きネギである。そして春菊チラッとのシンプルさ。これこそ「新しい時代の大人の中華そば」だと思った。
ヘタをすると下卑た味になりやすい煮干し系の「魚介」やジビエの「鴨」といったワイルドな素材を、いいとこだけを引き出しながら最終的に「上品」と感じるレベルにまで昇華させているのがすごいと思った。古代から日本人に食べられてきた「魚介」と「鴨」が、和のDNAのスイッチをオンにするフレイヴァーとして心憎いばかりに作用しているのだ。
天然素材を使っているからなのだろう「やみつき」とは言わないが、週に一度確実に食べに行きたくなるヘルシーで罪悪感の少ないラーメンだ。
ま、言葉を費やすのはこの辺でもうよそう! とにかく一度騙されたと思って食べてみるのをオススメする。

相変わらずの熱い食レポに胃袋がうなり出してしまう…。北海道に来たからには、美味しいラーメンを食べたい!という方は、ぜひ京やさんへどうぞ♪

ら~麺 京や
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小樽市稲穂3丁目4番15号
TEL:0134-27-0036