東日本大震災追悼イベント「第14回ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー (3/11 小樽サンモール一番街)」が開催されました

投稿日:2025年03月12日 / 投稿者:スタッフ観光案内所

毎年3月11日、東日本大震災の発生時刻午後2時46分に

復興の祈りを被災地に届けるセレモニー

「ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」を開催しています。

今年は全国12道府県21会場で同時開催されます。

北海道では唯一、小樽が開催地となります。

小樽は小樽ストリートピアノ実行委員会(荒澤之博実行委員長)が中心となり

第5回目から参加しており今年は10回目となります。

● 第14回 ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー 

・会 場:小樽サンモール一番街屋台村レンガ横丁

     小樽市稲穂1丁目4-15 (サンモール一番街)

・日 時:2025年3月11日(火) 14:30~

・問合せ:荒澤之博実行委員長 TEL:090-8706-2211

◇ スケジュール ◇

・14:30~セレモニー開始

・14:46~被災地にむけて1分間の黙祷

・14:47~ピアノ演奏開始(『ふるさと』『花は咲く』)

小樽ストリートピアノ実行委員会 荒澤之博さんよりご挨拶

第14回ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニーにお集まりいただき有難うございます。

本日はあの東日本大震災から丸14年となってございます。

昨年は能登半島地震。その関係者の皆様にお見舞いを申し上げながら開催いたしました。

今年は阪神淡路大震災から30年目の節目の年でございます。

このセレモニーは東日本大震災の発生時刻に全ての被災地への黙祷をささげ

身近な防災に関しての気持ちを高かめる目的で

ストリートピアノが設置されている地域、

そしてそれに賛同された地域で同時開催されています。

昨年は全21会場で2,100名を超える皆様に参加していただきました。

今年も全21会場で開催する予定です。

被害にあわれた皆様への鎮魂の祈りと黙祷をささげ、

ピアノの調べにのせて、皆さんの気持ちを届けてまいりましょう。

そして、いつどのように起こるかわからない災害に対して

備える気持ちを高かめるため今日一日を過ごしていきたいと思っております。

小樽サンモール一番街商店街三ツ野篤久理事長よりご挨拶

第14回ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニーにお集まりいただき有難うございます。

サンモール一番街は第5回2016年から参加しております。

昨年は元旦から能登半島地震が起き、9月には能登豪雨があり

やっと再建が始まったところを追い打ちをかける結果となりました。

また先月末より昨日まで岩手県大船渡市の広範囲での山林火災には

東日本大震災の津波により消失再建した家が再度燃えてしまった方もいると伝えられています。

毎年大きな災害がおきております。

一昨年はトルコ地震、昨年は能登半島地震に皆様から義援金の協賛をいただき

当商店街の義援金と合わせて、日本赤十字社を通して遅らせていただきました。

ご協力ありがとうございました。

もう14年もたったと意識が少なくなっている方もいるかもしれませんが

福島県での原発処理問題や心の傷の言えない方々も多くいられると思われます。

こういう機会を通して忘れないことが大切だと思っております。

小樽という自然災害の少ない所に住んでいる事に感謝しつつ

今日は黙祷、並びにピアノと歌をささげたいと思っております。

皆様よろしくお願いいたします。

ピアニスト三浦明子さんよりご挨拶

第14回ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニーにお集まりいただき有難うございます。

私がこのピアノを弾くきっかけになったのは

8年前に鹿児島で日本で最初にストリートピアノを設置した

大坪徹さんが小樽にきて 3.11でこのセレモニーをしたいから

ストリートピアノでピアノを弾いてくれないかと依頼されたのが始まりです。

私がこのレンガ横丁のストリートピアノを弾きに遊びにきていて

偶然なんですが大坪さんに頼まれたのがきっかけでした。

その時は震災から4年たっていていましたが、

被災地の現状を自分の目で確かめてなくて

東日本大震災というものはどのようなものなのか全然わからない状態で

大坪さんに「弾きます。」と言ってしまった自分がすごく何か違うと思いました。

それは被災地に出向いていないのに気持ちを込めてピアノが弾けないと思ったからです。

それから1か月後に仲間4人と一緒に被災地の岩手県釜石市と陸前高田市に出向き

それから8年間毎年のように被災地の方々と交流を続け

今はどういう気持ちで、どんな生活をされているのかなど生の声を聞いてきました。

その声を小樽市民の皆様に伝えるために「旅するピアノプロジェクト From Otaru」

という団体を立ち上げて今年は2月22日小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店のホールで

コンサートをさせていただきました。

私はピアノで被災者の方々と交流してきました。

生の声を聞いて風化させないとメディアでは言うけれど

本当は風化して忘れたいという声も。

結論が出ないくらいの苦しみをおっている被災者の方々のお話を

間近で伺うのは苦しくてしかたがないです。

今日いらしている方や私も何か被災者の方にできるかといと

解決はできませんが、寄り添うことはできます。

私はピアノを通して寄り添って

被災者の方が涙を流して喜んでくれるという事が

一部の望みといいますか、その時だけは助けてあげられました。

なので、今日いらしている皆様も一生懸命私のピアノにのせて

歌ってください。

寄り添うだけで、その時は幸せな気持ちになっていただけると思います。

・14:46~被災地にむけて1分間の黙祷

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・14:47~ピアノ演奏開始(『ふるさと』『花は咲く』)

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今年は約80名の方が参加されました。

ピアニスト三浦明子さん

● 旅するピアノ プロジェクト From OTARU

「旅するピアノ プロジェクト From OTARU」は

東日本大震災で被災されたみなさんに音楽を通して

元気を取り戻していただきたいと

北海道小樽市の有志が始めたプロジェクトです。

*旅するピアノ プロジェクト From OTARUの Facebookはコチラ

小樽サンモール一番街

http://sunmall-st.com/

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