企画展 没後20年「詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」(4/5~6/22)[市立小樽文学館]
投稿日:2025年04月10日 / 投稿者:スタッフ観光案内所
詩人であり、小樽文学館設立期成会のメンバーでもあった木ノ内洋二(1940~2005)は、
小樽市花園町に生まれました。花園小学校、菁園中学校、緑陵高校商業科を卒業し、
1958年に明治大学文学部に進学。62年に退学し、小樽に戻ると陣内露山(ジンナイロザン)写真館に勤務しました。文学館設立期成会を経て文学館研究員として、1978年から2002年まで勤務しましたが病を得て退職。2005年に死去しました。
・
稲垣足穂や澁澤龍彦に師事し、詩画集などをのこした詩人としての側面、一原有徳や萩原貢らと交友し、話好きで酒の席に現れては語り明かした側面、膨大な知識と広い交友関係から北方舞踊派やジャズ愛好家たちの相談役となった側面、そして文学館設立準備時期から調査研究・展示の基礎作りをした側面など、小樽の地に根を張り、小樽の文化を支えた一人の詩人の足跡を没後20年の節目にたどります。
・
あわせて、若者を中心とした前衛的な舞踏や美術が活発に行われた1980年前後の小樽のカルチャーシーンについて、助言者、評論者として積極的に関わった木ノ内氏の言葉を通して考察します。
◍◍◍没後20年「詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」◍◍◍
・
開催期間:4月5日(土)~6月22日(日)
会場:市立小樽文学館
・
【展示構成】
・詩人とブルース
・・76年ファンの集まり「ブルースこれっきり」の経緯
・詩人と津軽
・・古川壬生(コガワミブ)LP「壬生」自主制作の経緯(「壬生」LPライナーノート他)
・詩人と60年代のアヴァンギャルドアート
・・60年代澁澤龍彦からの来信と送られた美術舞踊ポスター・パンフレット等
・詩人と小樽文学館
・・新聞連載「私と小樽文学館より」
・詩人の言葉
・・長編詩『ヴィオレット』より・一原有徳との合作詩『オイディン・ブース』より・文学論美術論他
・詩人と1980年前後小樽のアートシーン
・・運河保存運動と音楽・舞踊・美術・映画年表(小樽で発行されたタウン誌・コンサート・映画チケット等)
・
■市立小樽文学館
住所:小樽市色内1丁目9番5号 (金融資料館/日本銀行旧小樽支店向かい)
電話:0134-32-2388
開館時間:9:30~17:00(入館16:30まで)
休館日:毎週月曜と祝日の翌日
月曜が祝日の場合は月曜開館、火曜と水曜が休館になります
※小樽駅から徒歩約10分
駐車場有り
・
◇市立小樽文学館の情報◇
小樽文學舎ホームページ
小樽文学館Twitter公式アカウント
オタブン(市立小樽文学館)https://twitter.com/otabun_otaru
オタブン(市立小樽文学館)(@otabun_otaru) / X(旧Twitter)
|
月間イベント情報 ⇒ 4月のイベント・おすすめ情報
★ ブログと一緒にfacebook「OtaruStyle」も是非ごらんください。
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その2
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その3
スタッフY