『オタルゴムミュージアム』に 行ってきました。

投稿日:2020年01月20日 / 投稿者:スタッフ観光案内所

1957年、小樽には16社ものゴム関連企業が存在していました。
その時期、小樽のゴム靴生産数は道内生産の半分以上を占めていました。
なぜ小樽でゴム産業が盛んになったのでしょうか。
そして、現在小樽のゴム産業はどのような状況なのでしょうか。
2社の情報と合わせてお伝えします。


ゴムは、全て海外からの輸入になるので、港とある小樽は立地条件として適していました。
また、積雪の多い小樽では、ゴム靴が出来る前は、わら靴を履いての生活でした。北海道は農業・水産と盛んで、漁師さんの長靴や胴付長、また食べ物を作る時にもゴムが使われます。そういうことでゴム製品が盛んになりました。

しかし人口減少や時代の移り変わりで、長靴の重要が減少し、小樽で一番ゴム産業が盛んだった時期と比べ、30分の1の生産量になってしまいました。

小樽で最初にゴム靴を作り始めたミツウマは、早い時期に海外に工場を作り始め、現在は中国で委託生産しています。

第一ゴムは、多品種少量生産で国内生産をしています。

現在は両社とも、オンラインショップを開設、第一ゴムはコラボ商品(初音ミク)を考案、ミツウマはSNSなどで情報発信しています。

ちなみに、ミツウマの社名の由来は~
創設者の中村利三郎初代社長が、当時の品質も良く丈夫であった織物の三馬印の名を取ってゴム靴の一級品に三馬のマークを付けたのが始まりだそうです。
三馬の名前・・・竜馬・神馬・駿馬

1月19日(日)に、旧石川屋での『オタルゴムミュージアム』に行ってきました。
多くの方が、初めての開催に興味津々に見ていらっしゃいました。

オタルゴムミュージアム

日時:2020年1月19日(日)~2020年1月20日(月)/11:00~15:00
会場:旧石川屋(小樽都通り商店街 小樽市稲穂2丁目)
※入場無料

この20㎏のゴムから40足の長靴ができるそうです。

ミツウマの製品

第一ゴムの製品


Where are you from…自分の街にシールを貼るコーナー

主催:小樽商科大学

本気プロ「ゴム博物館からの小樽の新たな魅力発信」チーム
市村、橋本

Twitter:オタルゴムミュージアム(@otarugomumuseum)
https://twitter.com/otarugomumuseum


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