青の洞窟
投稿日:2021年08月19日 / 投稿者:otaru小樽にもある「青の洞窟」ご存知ですか。
北海道で唯一の海域公園地区「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されている小樽の海岸線。美しい海と奇岩怪石とが織り成す絶景。この場所に小さな洞窟があります。
小樽にもある「青の洞窟」ご存知ですか。
北海道で唯一の海域公園地区「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されている小樽の海岸線。美しい海と奇岩怪石とが織り成す絶景。この場所に小さな洞窟があります。
夜の小樽の愉しみ方
美味しい食事、旨い一杯、温かな人情。
どれも、港町小樽の夜に欠かせない魅力。
夜こそ街をぶらぶら歩いて、昼間とは違ったその顔を、ぜひぜひ堪能あれ。
柔らかい食感に優しい甘さの和菓子「おだんご」。小樽では、老舗から話題のお店までおいしいお団子を販売している和菓子屋や菓子屋が多く存在します。
ケーキの「モンブラン」と言えば…タルト生地に丸いシルエット、らせん状に盛られたマロンクリーム、そしてトッピングされたマロングラッセ…ほとんどの方はこのようなイメージを持っているのではないでしょうか。
しかし小樽の老舗洋菓子店でモンブランを注文すると…出てきたのはなんと「チョコケーキ」。
なぜ小樽ではチョコケーキがモンブランとして提供されているのでしょうか。
昭和初期に確立された小樽スタイルのモンブランの発祥には諸説あります。
共通して言えるのは、栗を使用せずにスイスの名峰「モンブラン」を想像したケーキを作ったということ。
「なんか東京でモンブランっていうのが流行っているらしいよ。」
「よく分からないけど作っちゃえ!」
当時はテレビも十分に普及していない時代。モンブランがどんな物かも分からない中で、このような意気込みで誕生したという話もあります。
ココアスポンジを岩肌に、生クリームを万年雪に、削りチョコを岩石に。
このように見立てて、小樽独特のモンブランが完成しました。
マロンを使用したモンブランも、元々はスイスの「山のモンブラン」をイメージして作られたと言いますよね。同じ山を元に作られたケーキでも大きく異なる見た目をしているのが興味深い点です。
ユニークな誕生秘話を持つ「小樽のモンブラン」、ぜひ小樽へ足を運び食べてみてください。
ちなみに栗を使用したケーキを揃えている洋菓子店ももちろんあります。どんな見た目で何という名前なのか、少し気になりますね。
昭和4年に創業して以来、小樽市民に愛され続けてきた洋菓子店「あまとう」。
人気スイーツを数多く揃える「あまとう」の看板商品のひとつが「クリームぜんざい」です。
柔らかそうな求肥もち、上品に添えられたあんこ、そしてたっぷり盛られたソフトクリーム。
小樽の観光ガイドブックには必ずと言っていいほど登場します。
クリームぜんざいの誕生は昭和35年。あまとうの看板商品をつくろう!ということで考案されました。
誕生してからというものの、長年に渡り数多くのファンを獲得し続けています。
なんとあまとうに来店する客の3人に1人が注文するとか、入店し着席するかしないかの前にクリームぜんざいが注文されるとか。人気の高さを裏付けるエピソードはたくさんあるようです。
販売開始当時から現在に至るまで変わらない人気の秘密は3つ。
一つ目に、どれだけ食べても食べ飽きないよう特別に作られたアイスクリーム。
二つ目に、北海道産の小豆を使用したあんこ。
三つ目に、東北産の米粉を使用した求肥もち。
原料にもこだわった、これら三つの組合せが絶妙です。
柔らかい求肥もちに甘すぎないあんことソフトクリーム、一口食べると口の中でとろけます。
観光客にも大人気ですが、もちろん小樽市民にとってもかけがえのない存在のクリームぜんざい。実はアイスクリームのボリュームが結構あるのですが、ご高齢の方でも平気な顔でペロリと食べてしまうそうです。
また、小樽ではあんかけ焼そばを食べた後にクリームぜんざいを食べにあまとうを訪れるのが定番ルートだとか。ぜひ観光客の方にもおすすめしたい小樽グルメ満喫ルートです。
変わらないおいしさのクリームぜんざいですが、数年前からバリエーションが増えています。
贅沢に生のいちごがトッピングされた「いちごクリームぜんざい」は王道のおいしさ。
「甘党じゃなく辛党なんだよね」
そんな方が喜びそうな「しょうゆ」「みそ」「しお」味と名付けられた「ラーメントリオ」と呼ばれる商品も存在します。
(名前に驚きますがアイスクリームと相性抜群の味付になるよう研究を重ねた商品で、クセになるおいしさです!)
ほかにも、店舗では季節の移り変わりを楽しめる期間限定クリームぜんざいや、トーストにクリームぜんざいを乗せて食べることができるメニューも用意されています。
一度だけではもったいない、何度でも食べに足を運びたくなるあまとうの「クリームぜんざい」。
気づいたらファンになっているかもしれません。
「北海道のソフトクリームっておいしそう!」
そう思われている方は多いのではないでしょうか。
小樽に隣り合っている赤井川村の「山中牧場」の直営店「山中牧場 小樽店」ではコクのある濃厚な味わいのソフトクリームを食べることができます。
しかし小樽のソフトクリームは美味しいだけではありません。
正統派ソフトクリームのほかにも、「ミルクプラント」の長さが30センチを超える【NYソフトクリーム】、「北一ホール」の7色で見た目も華やかな【レインボータワーソフト】など、味はもちろん見た目も楽しむことができる個性派ソフトクリームも存在します。
右側がミルクプラントのNYジャンボ
同じくミルクプラントで販売されているノーマルサイズのソフトクリームと比べると…大きいっ
旅行中はちょっとした非日常感を楽しみたいものです
上記で紹介した以外にもソフトクリームのお店はたくさんあります!旅のお供にぴったりのソフトクリームを片手に、小樽の街歩きを楽しんでみてください。
おいしいスイーツがたくさんある小樽ですが、小樽名物で「おもち」と言われると意外に感じる方が多いのではないでしょうか。実は小樽には餅文化が根付いており、市内にはお餅専門店が点在しています。
スイーツ好きには欠かせないもの、それが「パフェ」ではないでしょうか。
小樽にはついつい食べ過ぎてしまうようなパフェがたくさんあります。
「アイスクリームパーラー美園」は北海道で初めてアイスクリームを提供し始めた歴史ある喫茶店。伝統を受け継ぎ、精選した材料を用いてこだわりの王道パフェを提供しています。
「喫茶コロンビア」も1948年創業の老舗喫茶店。レトロな店内はタイムスリップした感覚にさせてくれます。昔から変わらない味の「チョコレートパフェ」は小樽市民に長年にわたり愛されています。
さらに、小樽でパフェと言えば外せないのが「〆パフェ」。北海道に根付いていると言われる〆パフェ、お酒を飲んだ後にパフェを食べに行くという文化です。お酒を飲んだ後でもパフェが楽しめるように、小樽では深夜までパフェを提供している店も少なくありません。
小樽の繁華街、花園に出店している「BETSUBARA」では、お酒とともにパフェを提供しています。華やかに盛り付けられたパフェは、お腹いっぱいでもぺろりと食べてしまえる一品です。
魅力的なパフェ店が多い小樽ではしごパフェもできてしまうかもしれません。
「ぱんじゅう」は読んで字の如く、パンとまんじゅうのかけあわせで生まれたというのが一般的な説のようです。小樽市民にとっては懐かしさも感じるソウルスイーツの一つです。
うすく焼きあげた皮の中にあんこがたっぷり入っているのが特徴で、半球型、または釣鐘型をした、たこ焼きより少々大きめの焼き菓子です。今川焼やたい焼きよりも小さいため食べやすく、買いやすいお値段というのも人気の理由です。表面はカリカリ、中はアツアツの甘いあんこは、一度食べたらクセになります。
寿司の街としても有名な小樽。
全盛期には市内に130店舗以上の寿司店がひしめき合っていた事もあり、現在では、観光客に特に人気の海鮮丼等を提供するお店も増えてきています。
■小樽の魚が美味しい理由
漁師さんが獲ったお魚は、そのまま小樽の卸売市場に並び、競りをへて市内の市場や店頭に並びます。漁場と卸売市場と店舗が全て小樽に揃っているので、小樽で食べるお魚は新鮮だと言われています。
■新鮮なお魚が市場に並ぶまでの流れ
だから、小樽のお魚は美味しい!
■シャコ(春と秋)
春のメス、秋のオスと、一年に2度の旬を迎え、小樽産は身が大きいのが特徴です。寿司ねたとしてはもちろん、「小樽しゃこ祭り」では茹でたて・焼きたての殻付きシャコが味わえ、毎年大人気のイベントになりました。
■ニシン(冬)
明治大正時代はニシン漁が盛んでしたが、 昭和30年代に入り、ほとんど獲れなくなっていたニシン。しかし、近年漁獲量が再び上昇。産卵のために海面が白濁する『群来(くき)』も見られるようになりました。1〜3月に獲れるため、かつて小樽近海では『春告魚(はるつげうお)』とも呼ばれていました。