小樽市手宮公園土手斜面に春先の雪解けの時期や大雨の日にしか
水流が見られない滝があります。それが「御膳水の滝」です。
「御膳水の滝」は、明治天皇の御行幸の時のために確保された
御前水井から溢れる水によって出来る滝です。
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2022年3月18日(金)に「御膳水の滝」を見てきました。
この日は水量が少なく、
画像では水の勢いが伝わりにくいのですが、
音をたて水が流れていました。
水際には、ふきのとうも芽吹いていました。
少しずつ「春」が近づいていますね。
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◎小樽市総合博物館Facebook(3/12投稿)より
3月12日の朝、御膳水の滝に水の流れを確認しました。
今シーズン初めての確認です。
この滝は、冬でも水の流れがわずかにありますが。
白い水の流れを博物館本館の正面玄関前広場から目視で確認できたのを
「初出水」としています。
今回は、前日の3月11日に小樽での最高気温「9.7度」を記録した気温上昇が
要因で、融雪が進んだと考えられます。昨年の一時的な「初出水」は、
3月6日でした。その後に一旦は水の流れが治まり、
継続的に水の流れがあったのは3月13日からでした。
ここ数年は雪が少なくて、ピーク時でも水量が少なめでしたが、
今年は雪が多いので、見事な滝を見ることができるかも知れません。
期待したいですね。(大鐘卓哉)
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「御膳水の滝」は小樽市手宮から祝津おたる水族館方面にむかう
道道小樽海岸公園線の道路沿いにあります。


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上流

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下流

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ふきのとう

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ヒヨドリもいました。

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小樽市総合博物館本館側から見た「御膳水の滝」


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小樽市総合博物館本館 正面玄関前
ジョセフ.U.クロフォードの像から見た「幻の滝」

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天気や気温によるのでご覧いただけない日もあると思いますが、
もう少しだけ楽しめそうですね。
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