小樽市総合博物館本館…歴史体感プログラム「アイアンホース号新客車編成お披露目」セレモニーに行ってきました(4/29)

投稿日:2022年05月03日 / 投稿者:スタッフ観光案内所

小樽市総合博物館本館は2022年4月29日(金・祝)から夏期営業となりました。

いよいよアイアンホース号も運行開始です。

◎蒸気機関車アイアンホース号の運行予定

4月29日(金・祝)には明治期の貨客混合をイメージした新しい客車編成での

運行開始セレモニー

歴史体感プログラム「アイアンホース号新客車編成お披露目」

行われました。

歴史体感プログラムとは

小樽市総合博物館では国指定重要文化財「旧手宮鉄道施設」の付加価値を高め

当時の風景を再現することで、生きた歴史の体感・体験を通じて文化財への

理解を深める取り組みを行っています。

機関士は迫俊哉小樽市長

南小樽駅の100年前の鐘が展示されました。

小樽駅 加藤駅長が鐘を鳴らすとアイアンホース号が後進、客車と連結しました。

客車と貨車を連結したアイアンホース号が中央駅から手宮駅にむけ走ります。

アイアンホース号が転車台で方向転換後に手宮駅から中央駅に向かいます

桜と雪が残る天狗山をバックにアイアンホース号の撮影ができました。

・一等客車・三等客車・石炭貨車

右から三等客車、一等客車、石炭貨車です。

客車・貨車の説明は広報おたる5月号掲載より

三等客車

木のぬくもりを感じられる落ち着いた内装や、重厚感のある外観へ整備しました。

席数が多く、家族でゆったりと乗車を楽しむことができます。

また、車いすの方でも利用しやすいように、手すりや広いスペースも設けたほか、

側面には一等客車と同様に北海道炭礦鉄道のマークを付けました。

石炭貨車

かつて、幌内炭鉱の石炭を運んでいた貨物列車を模して、客車として整備しました。

屋根がないため、車内からの眺めが良く、開放感があります。

また、椅子がないため、好きな場所で旅気分を味わうことができます。

一等客車

小樽市総合博物館本館のしづかホールで常設展示している

一等客車「い一号」を模して、令和3年10月に整備しました。

「い一号」は、明治25年に北海道炭礦鉄道手宮工場で製作されもので、

アメリカから輸入した客車をモデルに、

北海道で初めて製作された一等客車です。

客車の片側にはデッキを設け、側面には北海道炭礦のマークを取り付けました。

採光のための二重屋根や下降式の二重窓、天井の装飾レリーフにより、

車内は明るく、豪華な雰囲気を感じることができます。

小樽市総合博物館 本館

小樽市手宮1丁目3番6号  電話:0134-33-2523

・営業時間:9:30 ~ 17:00

・入館料 

 一般 400円

 高校生 / 小樽市在住の70歳以上の方が200円

 中学生以下は無料

・休館日 :毎週火曜日 (祝日の場合は翌日) 

      ※上記以外に臨時休館する場合があります。

◎総合博物館Facebookページ(外部サイト)

月間イベント情報  ​5月のイベント・おすすめ情報

  ブログと一緒に facebook「OtaruStyle」も是非ごらんください。

・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その2
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その3

スタッフM