市立小樽美術館…講演「能を描く(えがく) 松野奏風と秀世の作品について」に行ってきました(4/26)

投稿日:2025年05月11日 / 投稿者:スタッフ観光案内所

能舞台の華 能画ー松野奏風・松野秀世と能面ー外沢照章の世界

展覧会初日の2025年4月26日(土)午前10時から

関連事業の第1弾として、松野奏風の孫で松野藝文館・長谷川三香代表による

講演会「能を描く 松野奏風と秀世の作品について」が開催されました。

全国各地の能舞台鏡板図を描き、舞台で演じられる能楽師の姿を絵画にした

能画ー松野奏風・松野秀世の世界をご紹介。

松野奏風14歳~25歳の日記や作品なども紹介されました。

松野秀世は東京芸大に進学しました。

卒業制作の作品や1960(昭和35)年に院展に初入選した「松風」、

その後院展に入選した1980(昭和55)年「夕顔の巻」、

1991(平成3)年「にわび」の展示作品も紹介されました。

長谷川三香氏はこれらの作品を、

「徐々に能の物語から離れ、より深く能の世界に入り込んでいったように感じる」

と話されました。

◎関連事業

◆講演「能を描く(えがく) 松野奏風と秀世の作品について」

・日時:2025年4月26日(土) 午前10時から午前11時30分

・講師:長谷川三香 氏(松野藝文館代表)

・会場:美術館1階研修室

・料金:観覧料のみ

/

長谷川三香 氏(松野藝文館代表)

松野奏風氏について

松野秀世氏について

/

松野秀世氏は2000(平成12)年夏に「能に親しむ会」のサポートで

小樽に訪れています。

この時、北海道職業能力開発大学校建築科の生徒が実習で能舞台の測定を進めていて

そこに便乗し、間近に老松図を鑑賞することができたそうです。

岡崎家の能舞台は格式があり、立派であると伺っております。

「能を親しむ会」に期待をこめて

〝小樽能舞台は、保存と維持に向けて多角的な方策が必須である。

ぜひとも知明を汎めていきたいと痛感させられる。”

岡崎家能舞台の保存と維持に一役買うことになれば

私ども、また3代目の私もほどこせようかと思う次第でございます。

と講演会を締めくくられました。

/

講演終了後に長谷川三香さんや松野家の方から

講演会に参加された方に桜のコースター2枚がプレゼントされました。

私もコースターをいただきました。ありがとうございます。大切に使わせていただきます。

/

能舞台の華 能画ー松野奏風・松野秀世と能面ー外沢照章の世界

○会  期:2025年4月26日(土)〜6月29日(日)

○開館時間:9:30~17:00 (最終入館 16:30)

○休館日 :毎週月曜日(5/5を除く)、4/30(水)、5/7(水)~5/9(金)、5/13(火)

○観覧料 :(中村善策記念ホール、一原有徳記念ホール共通)

     ・一般:700円 

     ・高校生・小樽市内にお住まいの70歳以上の方:350円

     ・中学生以下:無料

市立小樽美術館

住所:小樽市色内1丁目9番5号
電話:0134-34-0035
市立小樽美術館協力会のホームページ(外部サイト)

※2025年1月4日(土)より、市立小樽美術館の観覧料については

キャッシュレス決済が利用できるようになりました。

利用できるキャッシュレス決済の種類や注意事項など詳しくはこちらをご覧ください。


スタッフⅯ