経度天測標と旧樺太日露国境中間標石(水天宮境内)
投稿日:2020年06月14日 / 投稿者:スタッフ観光案内所
水天宮境内に「経度天測標」と「樺太島日露国境天測標」があります。
今日6月14日(日)~6月16日(火)から水天宮祭でお参りに行かれる方が多いと思います。
「経度天測標」と「樺太島日露国境天測標」をちょっと覗いてみてください。
本殿正面右側の塀に看板があり、その塀の隙間から
見ることができます。ちょっと見ずらい場所にあります。
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本殿正面右側の塀に看板があり、その塀の隙間から見ることができます。
黄色い○の中に看板があります。
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経度天測標と樺太島日露国境天測標
経度天測標は、明治二十六年(一八九三年)旧海軍水路部が
水天宮山上での天文測量により設置した石柱であり、
側面に「水路部」裏面には「明治二十六年十月」と刻まれています。
日露戦争終結後明治三十八年(一九0五年)九月、
ポーツマス条約で両国の国境が樺太(現サハリン)の北緯五0度に定められ、
翌三十九年(一九0六年)六月から国境の画定作業が開始されました。
その際、この経度天測標は、海馬島などの付属島しょの正確な経度を
測定するための基準点として使われました。
同年十一月十三日、日本郵船小樽支店(国指定重要文化財)で
日露国境画定会議が開催され、北緯五0度線に天測境界標石四基、
中間標石一七基の設置について協議し、
明治四十年(一九0七年)一0月二日、国境画定作業を終えました。
旧樺太日露国境中間標石(レプリカ)は国境画定作業の記念として、
当初小樽公園内に置かれましたが、昭和六年(一九三一年)に
水天宮境内の現在地に移設されました。
〈後方、塀の内側をご覧下さい。〉
小樽市
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塀の隙間からわずかにみえます。
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本殿正面左側のお稲荷さん
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お稲荷さん側から見ると
経度天測標の裏面「明治二十六年十月」の文字が見えます。
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水天宮
小樽市相生町3−1
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